水イボ

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水いぼ(伝染性軟属腫)とは

水いぼは、小さな光沢のある盛り上がりが特徴の、ウイルスによる皮膚感染症です。特にお子様に多く見られ、放置するとかき壊して周囲に広がったり、兄弟や友人にうつしてしまったりすることがあります。当院では、従来の「摘除(ピンセットで取る)」だけでなく、痛みのない「MBFクリーム(銀イオン配合)」による治療も導入しており、お子様の負担を最小限に抑える治療を心がけています。

水いぼ(伝染性軟属腫)とは

このような方はご相談ください

  • 数ミリ程度の光沢のあるイボが急に増えてきた
  • プールが始まる前に治しておきたい
  • 銀クリームによる治療がしたい

水いぼの原因

  • 伝染性軟属腫ウイルス

    原因は「伝染性軟属腫ウイルス」です。 直接的な接触(肌と肌が触れ合う)や、タオル・浮き輪などの共有を介して感染します。
    特に重要視されているのが「肌のバリア機能」です。乾燥肌やアトピー性皮膚炎があるお子様は、皮膚のバリアが弱くなっているため、ウイルスが侵入しやすく、一度かかると急速に広がる傾向があります。

当院の治療方法

  • 摘除(ピンセットによる除去)

    最も確実な方法です。数が少ないうちに摘除してしまった方が早く治ります。当院では痛みを和らげるため、麻酔テープ(ペンレステープ)を使用し、処置の1時間前から準備することで苦痛を軽減します。

  • 銀クリーム(MBFクリーム) ※自費診療です

    最新の「痛くない」選択肢です。銀イオンの抗菌作用を利用してウイルスの増殖を抑え、水いぼを枯らしていくクリームです。1日2回塗るだけで、痛みを伴う処置を避けたい方に最適です。

  • あえて自然経過をみることもあります

    水いぼは基本的に自然治癒をします(一般的に6ヵ月~3年とされ、個人差があります)。日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会・日本皮膚科学会・日本小児感染症学会の共通見解としては、プールへ入っても問題はないが、タオルや水着・ビート板や浮き輪の共用を控えるなどの配慮が必要とされています。また、この疾患のために学校を休む必要はありません。

当院のこだわり

  • お子様の場合でもご本人の意思を尊重します。

    摘除は痛みを伴います。お子様にとって皮膚科が「怖い場所」にならないよう、無理に押さえつけて強制的に摘除を行うことは積極的には行っておりません。また、麻酔テープの活用やMBFクリームの導入など、痛みを最小限に抑える工夫を凝らしています。

治療の流れ

  1. STEP
    01

    診察

    水いぼの数、場所、炎症の有無を確認します。

  2. STEP
    02

    治療法の相談

    「今すぐ取りたい」「痛いのは避けたい」など、保護者様・お子様のご意向を伺い、経過観察・摘除・MBFクリームなどから治療方針を決定します。

  3. STEP
    03

    処置または処方

    摘除の場合は麻酔テープの使い方を説明し、MBFクリームの場合は効果的な塗り方を指導します。炎症を起こしている場合はステロイド外用薬を処方する場合もあります。

治療の注意点(リスク)

  • プールについて

    プールの水そのものではうつりませんが、ビート板やタオルの共有、肌の接触で感染します。患部を防水テープやラッシュガードで覆った上で入ることを推奨しています。

  • 兄弟間の注意

    お風呂でのタオル共有や一緒の入浴は、感染のきっかけになります。治るまでは別々に洗うなどの工夫が有効です。

  • 銀クリーム(MBFクリーム)の注意点

    ・粘膜付近への使用: 目、口の中、鼻の穴などの粘膜には使用しないでください。顔に使用する場合は、お子様が手でこすって目に入れないよう十分注意してください。
    ・変色について: 銀イオンの性質上、光や空気に触れるとクリームや塗った部位が少し黒ずんで見えることがありますが、一時的なものですので心配ありません。
    ・保管方法: 使用後はキャップをしっかり閉め、直射日光や高温を避けて涼しい場所で保管してください。
    ・家族間の共用: 容器の口が直接水いぼに触れないよう、綿棒などを使って清潔に使用してください。

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